コロナ規制緩和で生活に変化も?今後個人で取り組むべき感染対策とは

コロナ規制緩和で生活に変化も?今後個人で取り組むべき感染対策とは

新型コロナウイルス感染症が流行り始めてから、マスクを着用した生活が当たり前になってしまいました。そんなコロナの流行も今や落ち着き、コロナ規制も緩和され始めました。2020年から約3年間長い間人々を苦しめた「ウイズコロナ」から、コロナの終息すなわち「アフターコロナ」に向けて時代が変わろうとしている現在。まだ完全にコロナの流行が終わったと言えない状況下でコロナに感染しないためにはどうすればいいのでしょうか。そこで今回は、令和5年4月30日現在時点でのコロナ規制緩和で生活が変化した中、今後個人で取り組むべき感染対策を紹介します。感染対策をしっかりとして、コロナに負けない日常生活を送りましょう!

コロナ規制緩和

厚生労働省からの発表により、令和5年3月13日以降のマスクの着用が個人の判断となりました。これまでマスクの着用は屋外では原則不要、屋内では原則着用とされており、コロナが流行り始めてからマスクを着用するのが当たり前になっていたので、マスクを着用しなくてもいいのは嬉しいですよね。そんな反面、コロナが完全に治ったとはいえない今、マスクを外すことに抵抗を感じる人々も多いです。また、感染を広げないために受診時や高齢者施設を訪問する際、通勤ラッシュ字など混雑した電車・バスに乗る際にはマスクの着用が呼びかけられています。あくまでも「個人の判断」が現時点では重要視されており、マスクを着用するのもしないのも個人の自由ということになります。

日常生活への変化

マスクの着用が「個人の判断」となったことで、日常生活にはどのような変化が見られたのでしょうか。

各テーマパークや遊園地でのマスク着用

政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえて作成された「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策が行われています。その結果、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの大型テーマパークを含めるテーマパークや遊園地でのマスク着用が任意となりました。テーマパークや遊園地でマスクの着用を気にせず楽しむことができるのは嬉しいですよね。

レストランなどの飲食店やカラオケ店でのマスクの着用

飲食店やカラオケ店などに貼ってある感染症対策に関するチラシが、マスク着用の項目が削除されたものに変更されました。食事中以外でのマスク着用の推奨や黙食などが食事中に求められていましたが、食事をする際のマスクの着用が個人の判断となりました。また、カラオケ店でも同様にマスクの着用が任意となっています。

音楽コンサートやライヴでのマスクの着用

音楽コンサートにおける感染症対策は、「お客さまのマスク着用については、お客さま個人の判断に委ねることを基本とします」と定めつつ、公演主催者の判断によってはコンサートやライヴでの着用が求められる会場もあるそうです。「ウイズコロナ」ではマスク着用、ライヴ中の観客の発生は禁止、隣の観客とディスタンスを取っての観賞など、様々な規制がありました。しかし、規制が緩和されたことによって音楽コンサートやライヴでの楽しみ方もコロナ前と同じように変化していきそうですね。

学校でのマスク着用

学校現場では4月1日からのマスクの着用が原則、不要となりました。文武科学相からは、授業や行事などの教育活動では児童や生徒、教職員に対してマスクの着用を求めないことを基本とし、学校などがマスクの着脱を強制することがないよう求められています。さらに給食等の食事で求められていた「黙食」も適切な換気の確保や十分な対策を取っていれば必要ないとされました。

個人で取り組むべき感染対策

「ウイズコロナ」から「アフターコロナ」へと向かう今、個人で取り組むべき感染対策にはどのようなものがあるのでしょうか。マスク着用が個人の判断となった今でも求められている混雑した場所でのマスクの着用や手洗いうがい、手のアルコール消毒。そして、適切な換気の確保も重要です。もし発熱や体調不良時には外出せずに療養、さらに悪化した場合には医療機関を受診しましょう。コロナに感染しない、そしてさせないためにも個人で取り組むことのできる対策を心がけることが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「コロナ規制緩和で生活に変化も?今後個人で取り組むべき感染対策とは」を紹介しました。コロナの感染者数が減ったからといって気を抜かずに、まだまだ「ウイズコロナ」社会の中で生活していることを忘れずに、感染対策をしっかりとしていきましょう!