受賞歴多数！『進撃の巨人』主人公エレン役・梶裕貴ってどんな人？芸能いろいろ

世界中を魅了する日本のアニメ作品。アニメ作品は、漫画と異なって登場人物が動き、声も当てられるため親近感が湧きやすいですよね。キャラクターの様々な感情を声だけで表現し、命を吹き込むと言っても過言ではないのが「声優」です。

今回は、日本の声優界の中でも、多くのキャラクターを演じてきた人気声優の梶裕貴さんについて紹介していきます。

梶裕貴のプロフィール

名前：梶裕貴（かじゆうき）
生年月日：1985年9月3日
出身地：東京都
芸歴：日本ナレーション演技研究所

梶裕貴は、学生の頃には小中高ともに生徒会長を務め、勉強・スポーツ・芸術の才能を発揮し「天才」と呼ばれていたそうです。また、高校生の頃には演劇部に所属しており、既に声優を目指していたそうです。

梶裕貴の経歴

2003年にポニーキャニオン主催の「VSオーディション」では、事にファイナリストとして選出されました。翌年の2004年に、ゲーム「帝国千戦記」で声優デビューを果たします。

2006年に行われた「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格し、第17期生特待生として日本ナレーション演技研究所に所属、そして後にアーツビジョンへと所属します。

2013年には、現在の所属先のヴィムスへと移行しています。

テレビアニメデビュー

2006年に放送された「ふしぎ星の☆ふたご姫」にて、初のテレビアニメデビューを果たしました。翌年の2007年には、安田剛士原作の「Over Drive」で篠崎ミコトを演じ初主演となりました。それ以降は、様々な作品で主役や準主役に抜擢され、その知名度をあげてきました。

最近では、ほとんどの人気アニメに登場しており、ネットで名前を検索すれば、「梶裕貴ハイキュー」、「梶裕貴鬼滅の刃」が出てくるほどです。そして何より、出演していない「梶裕貴呪術廻戦」も検索に出るので、その人気が伺えます。

出演アニメのキャラクター

数え切れないほど様々なアニメに出演している人気声優・梶裕貴。ここでは彼の演じてきたアニメとそのキャラクターをいくつか紹介していきます。非常に多くの作品に出演しているので、比較的最近のアニメだけに絞っています。

進撃の巨人：エレン・イェーガー役
僕のヒーローアカデミア：轟焦凍役
マギ：アリババサルージャ役
七つの大罪：メリオダス役
鬼滅の刃：錆兎役
PSYCHO-PASS サイコパス3：慎導灼
王様ランキング：ダイダ

ちなみに、梶裕貴が声優を務める『進撃の巨人』のエレンと小室圭髪型やその他の共通点もあると話題になっているようですね。

梶裕貴の受賞歴

数々のアニメキャラクターを演じてきた梶裕貴ですが、声優として数々の賞を受賞しています。

2009年

第3回声優アワード新人男優賞

2011年

ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞

ノン子とのび太のアニメスクランブル第22回最優秀男性声優賞

2013年

第7回声優アワード主演男優賞

第12回東京アニメアワード個人部門声優賞

アニメージュ第35回アニメグランプリ声優部門にてグランプリ

2014年

第8回声優アワード主演男優賞（2年連続）

アニメージュ第36回アニメグランプリ声優部門にてグランプリ（2年連続）

『Newtype×マチ★アソビアニメアワード2014』男性声優賞

2015年

ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞2014年度

ノン子とのび太のアニメスクランブル第25回最優秀男性声優賞

梶裕貴の声優以外の活動

現在では、進撃の巨人エレンなどの主人公キャラクターも演じる梶裕貴さんですが、声優業の他にも幅広い活動を行っています。歌手やナレーション、自身のオリジナルアパレルブランドなども持ち合わせている多彩な人です。

書籍

河出書房新社より2018年に、「いつかすべてが君の力になる」を出版。コミカライズも決定し、翌年の2019年には小学館にて連載されました。

歌手

2012年の2月に本人名義で、シングル「sense of wonder」をリリースし、本格的にシンガーデビューを果たしています。自身の曲の他にも、様々な曲をカバーしており、従来の彼とは違った1面が見られるかもしれません。

Youtubeでの配信活動

コロナ禍の中、自宅待機支援のために同じく声優の悠木碧が呼びかけた青空文庫朗読企画「#せいゆうろうどくかい」に参加。それからは、朗読用音声を投稿するために、自らのチャンネルを開設しています。

コロナ禍の中、声優だからできる表現や活動を自主的に行い、朗読劇や音声コンテンツの配信などにも精力的に取り組んだそうです。とあるインタビューでも「この1年で最も朗読をした声優なのでは？」と自負するほど。

オリジナルアパレルブランド

「en.365°」（エンサンビャクロクジュウゴド）のプロデューサー兼デザイナー兼製作スタッフでもある梶裕貴。ファッションにもこだわる彼の＂自身が纏いたいもの＂をベースに、生地や糸、ボタンの選別など、細部までこだわった商品を扱っています。服やバッグ、マグカップなども売っているので気になった方は検索してみてください。