藤井郁美(車いすバスケ)プロフィール!彼女が乗り越えた試練とは?

2019年3月7日放送の「アンビリーバボー」にて
車椅子バスケットボール選手の
藤井郁美選手が取り上げられます。

藤井郁美選手は、これまでの人生の中で、
複数の困難と立ち向かってきましたが、

それらを乗り越えてきたということで
それらのエピソードについて
番組内では語られるようです。

この記事では、そんな藤井郁美選手について

  • プロフィール
  • 乗り越えてきた数々の困難

をまとめていきたいと思います!

藤井郁美プロフィール

 

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藤井郁美プロフィール

【所属】
クックパッド株式会社、宮城マックス、スクラッチ

【ポジション】
フォワード

【生年月日】
1982年11月2日

【出生地】
神奈川県生まれ。

【配偶者】
あり。(車いすバスケットボール男子
日本代表の藤井新悟選手)
2015年には第一子誕生。

【戦歴】

2008年
北京パラリンピック 女子日本代表 4位

2006年
アムステルダム世界選手権(オランダ) 6位(日本代表 )

2010年
バーミンガム世界選手権(イギリス) 7位 (日本代表)

2017年
第45回日本車椅子バスケットボール選手権大会
(宮城MAX)優勝 ※ベスト5受賞

2017年
大阪国際親善大会 女子日本代表 銅メダル

バスケットボールを始めたのは
小学3年生のときから。

中学3年生のときに骨肉種が
発覚し、進学した高校にて
車いすバスケットボールと出会う。

本格的に車いすバスケットボールに
取り組んだのは20歳の時だった。

以降、数々の成績を残し、
現在は既婚者でもあり、
一児の母でもある。

 

 

藤井郁美が乗り越えてきた困難とは?

 

ここでは、藤井郁美選手が患ってきたものの、
乗り越えてきた数々の困難について
まとめていきます。

①骨肉腫

もともと藤井郁美選手がバスケットボールを
はじめたのは、小学3年生の時に父親が
バスケットボールをしていたことが
きっかけだったようです。

その後、中学校に進学した時も
バスケに取り組む毎日だったそうで、

高校進学もバスケの特待生のような
扱いで進学が決まっていたようです。

しかし、そんな彼女に骨肉腫という
骨のがんの一種が発見されてしまい、

骨肉腫とは、骨を起源として発症した
悪性腫瘍です。

発症年齢としては10歳代が多く、
女性に比べて男性にやや多い傾向があります。

日本での年間発生は200〜300例ほどと
いわれており、悪性腫瘍全体からみると頻度は低く、
まれな病気とされています。

骨肉腫は種類や病状の進行度に応じて、
手術療法、化学療法、放射線療法を
組み合わせて治療が行われます。

治療に関連した長期的な合併症を
考慮する視点も重要ですあり、

病気になったことで生じる精神的な
影響も含めて、きめ細やかなサポート体制が
必要となります。

引用元 https://medicalnote.jp/

その後手術は成功したものの、
膝の関節と大腿骨の一部を
切除せざるを得なかったため、

歩くことはできるものの、
膝が人工関節になってしまったそうで、
走ることができなくなったとか。

その後選手生命を絶たれてしまいましたが、
バスケ部のマネージャーとして選手を
サポートする側にまわったそうです。

想像を絶するほどのつらさや喪失感が
あったと思いますが、
それでもバスケに関わっていたいという
思いが強かったんでしょうね・・・

スラムダンクの三井君も、足のケガのために
バスケを捨てて一時期グレてしまいましたが、

この話を知って、「三っちゃんの悩みは
小さいなあ・・・」などと他人事ながら
思ってしまいましたw

藤井郁美選手は前向きな性格の方である
ということがよく伝わります。

そして、その後顧問の先生から
車いすバスケットボールを紹介されます。

最初はあまり乗り気ではなかったそうですが、
中学生時代の功績を買われて
口説き落とされたのか、

20歳のころから本格的に
車いすバスケットボールを
スタートさせます。

 

潰瘍性大腸炎

 

実は、車いすバスケットボールを
本格的にスタートさせる前に、

潰瘍性大腸炎という病気を患って
しまい、その結果大腸を全て
除去するということになったとか。

潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に潰瘍や
びらんなどの慢性的な炎症が起こる病気です。

クローン病とならび、炎症性腸疾患の
代表的疾患として知られています。

20代から30代の若年者に好発する病気で、
発症年齢のピークは男性が20〜24歳、
女性が25〜29歳といわれています。

しかし、小児や50歳以上でもみられるなど、
幅広い年齢層で発症する可能性があります。

同じ炎症性腸疾患のクローン病とは違い、
潰瘍性大腸炎に性差はありません。

潰瘍性大腸炎は、炎症の広がりによって
直腸炎型、左側大腸炎型、全大腸炎型などに
分けられ、炎症の程度により症状も異なります。

引用元 https://medicalnote.jp/

失礼ながら、こんな大変な思いをして
再びバスケを続けようと思うなんて、

「どんだけバスケが好きなんだよ!」
と突っ込みを入れたくなるほどです・・・

もはや頭が下がる思いです。

乳がん

そして、藤井郁美選手に3たび困難が
訪れることになるわけですが、

2017年に乳がんが発覚してしまい、
9月には右の乳房を除去して
しまうことになったとか。

さすがにご本人もこの時ばかりは
神様を恨んだそうですが、

2度あることは3度あること
なんだろうか、ということで
世の中の無常さを感じさせられました。

せめてもの救いといえば、
早期の段階で発見できたこと
でしょうかね。

2015年に男の子が生まれて、
もしかしたら第2子も生まれるかも
しれませんから、

そんなときに乳がんというのは
かなりつらい出来事だったと思います。

しかし、その後立ち直って
前向きに活動されているので
本当に頭が下がります・・・

さいごに

アンビリーバボーも、放送がスタートして
もう20年くらいになると思いますが、

最初は心霊や怪奇現象を取り扱っていたのが、
近年では歴史的な事件や、感動ストーリーを
扱うようになってきて、

時代の流れを感じるとともに、
今回の藤井郁美選手の物語は
多くの視聴者の方に元気と勇気を
与えるような内容ではないかと思います。

長い人生を生きていると、投げやりになることも
あると思いますが、それでもめげずに続けていくことで
好転していくこともあるのかなと思いました!